一の瀬焼

写真:Tatsuya Kawaguchi (QLOKO DE SIGN)

うきは市には、伝統の陶器『一の瀬焼』の窯元が集まっています。
一の瀬焼は約400年の歴史を持つ焼き物で、素朴で温かみのある風合いが特徴です。

現在、この地では5つの窯元がそれぞれの個性を活かしながら作陶を続けています。
器は日常の食卓に寄り添うものから、花器や装飾品までさまざま。

歴史ある町並みの中で受け継がれてきた手仕事の魅力を、ぜひ感じてみてください。

丸田窯
釉薬の代わりに塩を使う世界的にも珍しい『塩釉』の技法を受け継ぐほか、金属を塗って高温焼成する焼きしめの技法で作陶を続けています。
普段使いの日用食器をはじめ、花器、茶道具に至るまで、幅広い塩釉作品をご覧いただけます。

雲水窯元
白土や黒土など各地の土を使いながら、飲食器類を中心に作陶しています。
現代の生活スタイルに溶け込むデザインや色合いが人気となっており、日常を彩ってくれる器作りを行う窯元です。

田中窯元
昔ながらの薪窯焼成や自家調合の釉薬を使い、心に深く響く民陶づくりを行う窯元。
最近では飲食器類のほかに、香ばしいお茶の香りに癒される茶香炉なども人気作品の一つです。

永松窯元
灰釉、鉄釉、銅釉、辰砂(しんしゃ)釉、そば釉、織部釉など多彩な釉薬を用いて、暮らしに溶け込む器を作陶しています。
多彩な釉薬を用いて作られているため、美しく独特な風合いを生み出し、手にする人の心を和ませてくれます。

窯元陶秀苑
シンプルで機能美に溢れた飲食器類をはじめ、使うほどに愛着が深まる手馴染みの良い器を作陶しています。
薪窯で1度素焼きして、その上から釉薬を掛けて本焼きする二度釜で仕上げるため色合いに奥行きの深さが出るのが特徴です。